ショッピング枠の「現金化は厳禁です!」

「ショッピング枠の現金化」とは

「クレジットカードのショッピング枠を現金化」とうたった広告を、新聞・雑誌・看板・インターネット等で見かけますが、本来、商品やサービスの支払いをするために設定されているクレジットカードのショッピング枠を換金目的で利用することです。

また、現金紙幣・貨幣等をクレジットカードで購入する事もショッピング枠の現金化に該当する行為です。

このような取引行為を会員規約では禁止しております。

結局は自分の債務を増やすだけでなく、思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、決して利用しないでください。

※街中によく見かける立看板や、現金化業者の勧誘ホームページにはご注意ください。

「ショッピング枠の現金化」の事例

ケース1 買取方式 販売業者が利用者にブランド店や家電量販店等で換金性の高い商品をクレジットカードで購入させ、手数料を差し引いた金額で商品を買い取るもの。
ケース2 キャッシュバック方式 販売業者が利用者に自店で販売しているほとんど価値のないものをクレジットカードで購入させ、手数料を差し引いた金額をキャッシュバックするもの。

(例)インターネット取引等でビー玉、CD-ROM等安価な商品を高額で購入させ、購入代金の何割かが利用者の指定した口座に振込まれる。
ケース3 買戻方式 販売業者が利用者に自店で販売している買い戻しまたは返品特約付きの商品をクレジットカードで購入させ、手数料を差し引いた金額で当該特約に基づき商品を買い戻すもの。
ケース4 直接購入形式 利用者がクレジットカードで現行紙幣・貨幣を購入すること。

※いずれの場合でも、一時的に現金を手にするだけで、後日カード利用代金をクレジットカード会社に支払わなければなりません。結局はクレジットカード会社に対する債務を負うことになります。

カード業界では、「ショッピング枠の現金化」排除に向け、関係機関と連携し、できる限りの対応を図っています。

関連サイト

一般社団法人日本クレジット協会ウェブサイト
※別ウィンドウで、一般社団法人日本クレジット協会のウェブサイトへリンクします。

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